ゆめたま

象は うたう

2017.01.05 update

僕 象にうたいました

ふり返って言ったのは
クルーガー国立公園で ガイド兼運転手
アフリカ系とヨーロッパ系との面立ちの青年

いっきに緊張はほぐれた

広大すぎる公園内を車が走るための道路
そんなこと
動物たちにとっては関係ない

アフリカ象の群れが藪の中からのしのしと
仔象たちも連れて何頭も道路上を横断し始め
ちょうど そこにさしかかった車は急ブレーキ

年長らしい雌象が頭をこちらに向けて
怒り!
即 感じとった一人が 「Uターンして!」と叫んだとき

ふぁ~ん ほぉ~ん
ほんの一瞬 時空がとぎれたかのように
音にならない うたが聴こえた

象がうたっている!

大きな風格ある雌象が率いる群は
いろいろな年齢の仔象たちと
付き添いらしい大人の雌象たちで

象の幼稚園はこんなふう
こどもたちに教えることはいっぱいあるから

とっても当たり前に
いつもどおりのように
通って行った 2015年南アフリカで

ガイドの青年は言う
象に会ったら うたうんです

2017年を迎える年末年始
どっぷりほぐれていたせいか
初夢は 象だらけ!

これまでに出会った象さんたちが
想い出の意味合いを深めてくれた

象も うたう
人も うたう

地球の上には いらないものは何もない
答は自然のなかにある
これは
どんな科学者でもわかっていること

象が うたう
人も うたう

多様性と自由の体験から
知恵が育まれていって
未来はどうなっていくんだろう
どうなっていってほしいだろう

象と うたうように
人と うたおう
自然と うたいたい

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