遠距離ばーちゃんは 1月末からどすどすと具合悪くなって
2月中旬に腸閉塞の手術しました
ばーちゃん 麻酔から覚めてハナの発言は
「これ 外せてよかったわぁ~ずっととりたかったのよ」
手術のときに 装身具は看護師さんが全てはずしてくれたおかげで
結婚指輪は 自宅のじーちゃんの写真の前にあります
ケアマネさん 病院等 諸手続きもすっきりうまくいってって
いまは療養型病院入院中
人工肛門を外す手術に チャレンジするというので
先日 手術した大学病院へ行き 医師と相談してまいりました
「手術でとった細胞を調べたら やっぱりガンでしたねぇ~
まぁ 手術日程決めてから その前にいろいろ検査しましょうかぁ」
医師の言葉はこびのリズムよく 5月末の入院予約いたしました
「そうかなぁ~と思っていたのよ
同い年のサッチャーさんも いっちゃったし
もう いいかぁと思うわ」
ずっと集めていた 記念切手に旅先と花の絵ハガキで
「友達に 便りを書こう!」
ビブリア古書堂の事件手帖
次郎と正子
散華 紫式部の生涯
等々 お好みの本をベッドに並べ
ひ孫の写真を飾り 昔の日記を読み返す
「これだけのスペースで 充分ね」
「おやつは美味しいもの食べたいから いいでしょうって お医者さまに頼んじゃった」
近所の和菓子やさんに おつかいにまいりました
ギフトです
ほぼ10年前 ばーちゃんは自分の人生をのろい
あらゆるネガティブな感情をぶつけてきて
こりゃいったいなんなんだ!と ともにじたばたやってきたこと
すべてが
とっても大切なギフトです
病気になる権利もある
この言葉を 最近読んだ本に見つけました